映画『オットーという男』 オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

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オットーという男 A MAN CALLED OTTO

3.10 FRI. 世界的大ベストセラーの映画化 町内イチの嫌われ者。 だけど・・・好きにならずにいられない。 トム・ハンクス
上映予定の映画館

    INTRODUCTION

    いつもご機嫌斜めなオットーは、曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール、ルールを守らない人間には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい男。それが〈オットーという男〉。

    そんな彼が人知れず抱えていた孤独。仕事もなくし、最愛の妻にも先立たれたオットーは、妻の後を追って自らの人生にピリオドを打とうとする。しかし、向かいの家に引っ越してきた家族に邪魔され、死にたくても死ねない。それも、一度じゃなく二度、三度も…。世間知らずだけど、とにかく陽気で人なつっこく、お節介者の奥さんのマリソルは厳格なオットーとは真逆な性格。苦手な車の運転や、小さい娘たちの子守を頼んでくる。この迷惑一家の出現により“自ら人生をあきらめようとしていた男“の人生は一変していく――

    名優トム・ハンクスが演じるのは嫌われ者の頑固爺さん。ルールを守らない人たちに腹を立ていつも不機嫌なオットーという男の人生が、向かいに越してきた一家によって変わっていく――。自分とは正反対な家族に振りまわされながらも、その触れあいを通して もう一度生きる希望を見つけていく様を、ユーモアあり、涙ありで描いた感動作。

    監督は「プーと大人になった僕」のマーク・フォスター。原作は世界的ベストセラーとなったスウェーデンの小説。「幸せなひとりぼっち」というタイトルで映画化もされ、アカデミー賞の外国語映画賞にノミネート。この作品に魅せられたトム・ハンクスがプロデューサーにも名を連らね、ハリウッドでリメイク。オットーの喜怒哀楽、心の変化を演じたトムの見事な演技に誰もが心を揺さぶられ、オットーという男を愛してしまうに違いない。

    15秒予告

    STORY

    オットー・アンダーソン。町内イチの嫌われ者で、いつもご機嫌斜め。曲がったことが大っ嫌いで、近所を毎日パトロール。ゴミの出し方、駐車の仕方、ルールを守らない人には説教三昧、挨拶をされても仏頂面、野良猫には八つ当たり、なんとも面倒で近寄りがたい…

    そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれ、仕事もなくしたオットーは、自らの人生にピリオドを打とうとするが、向かいの家に引っ越してきた家族にタイミング悪く邪魔をされる。それも、一度だけでなく二度も、三度も。“世間知らずだが、とにかく陽気で人懐っこく、超お節介なメキシコ出身の奥さんマリソルは、オットーとはまるで真逆な性格。突然訪ねてきては手料理を押し付けてきたり、小さい娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んできたりする。この迷惑一家の出現により “自ら人生を諦めようとしていた男”の人生は変化していく──。

    CAST

    オットー/
    トム・ハンクス

    1956年7月9日、アメリカ/カリフォルニア州生まれ。高校時代に演劇に興味をもち、舞台「じゃじゃ馬ならし」でプロの俳優としてデビュー。映画初出演は『血ぬられた花嫁』(1979)。「サタデー・ナイト・ライブ」や、ロン・ハワード監督に主役に抜擢された『スプラッシュ』(1984)でスターとなる。その後、『ビッグ』(1988)、『プリティ・リーグ』(1992)、『めぐり逢えたら』(1993)などに出演し、『フィラデルフィア』(1993)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)で2年連続のアカデミー賞主演男優賞に輝く。
    自ら監督した作品は『すべてをあなたに』(1996)と『幸せの教室』(2011)。プロデューサーとしても精力的で、スティーヴン・スピルバーグとともに製作総指揮を務めたTVミニシリーズの「バンド・オブ・ブラザース」(01)はゴールデングローブ賞を受賞。妻のリタ・ウィルソンと製作した『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』(2002)も大ヒットした。

    マリソル/
    リアナ・トレビーニョ

    1977年11月21日、メキシコ/モンテレイ 生まれ。メキシコで最も人気のあるコメディ女優の一人。エウヘニオ・デルベス&アンナ・ファリス主演の映画『オーバーボード』(2018)に出演、“Polvo” (2019)では、メキシコのアカデミー賞ともいえるアリエル賞の主演女優賞にノミネートされた。
    コメディとドラマを自在にこなすその才能はハリウッドでも注目されている。

    トミー/
    マヌエル・ガルシア・ルルフォ

    1981年2月25日、メキシコ/ハリスコ州グアダラハラ生まれ。いくつかのスペイン語作品に出演した後、ジェニファー・アニストン主演の“Cake”(2014)の好演によってハリウッドでのチャンスをつかむ。
    映画『マグニフィセント・セブン』(2016)、『オリエント急行殺人事件』(2017)、『6アンダーグラウンド』(2019)、『死霊船 メアリー号の呪い』(2019)などに出演。2022年、トム・ハンクスが主演・脚本を務めた戦争ドラマ『グレイハウンド』でロペス役を演じた。

    ソーニャ/
    レイチェル・ケラー

    1992年12月25日、アメリカ/ミネソタ州セント・ポール生まれ。カーネギーメロン大学を卒業し、現在ロサンゼルスに在住。数々の賞を受賞したTVシリーズ「FARGO/ファーゴ」のシーズン2(2015)のシモーヌ・ゲルハート役でブレイク。これをきっかけに、『X-MEN』のスピンオフであるTVドラマシリーズ「レギオン」の3シーズン(2017-19)でダン・スティーヴンスの相手役シドニー・“シド”・バレットとして出演。現在は日本を舞台にしたHBOマックスのシリーズ「Tokyo Vice」でヒロインのサマンサを演じ、アンセル・エルゴートらと共演している。

    若き日のオットー/
    トルーマン・ハンクス

    1995年12月26日、アメリカ/カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。トム・ハンクスを父に、リタ・ウィルソンを母に持つ。父トム・ハンクスの主演した『この茫漠たる荒野で』(2020)に小さな役で顔出ししたことはあるが、本作『オットーという男』が俳優デビューとなる。トムの息子たちの中で、若い頃のトムに顔が似ており年齢もぴったりだったことから今回の抜擢となった。

    STAFF

    マーク・フォースター監督が
    『幸せなひとりぼっち』ハリウッドでリメイク!

    原作はスウェーデンの人気作家フレドリック・バックマンによる世界的ベストセラー小説「幸せなひとりぼっち」。同タイトルで2015年にスウェーデンで映画化されると5ヶ月を超える大ロングランに。その勢いは海外へも拡がり、2017年の米アカデミー賞®では外国語映画賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。『プーと大人になった僕』や『ネバーランド』、『君のためなら千回でも』など感動のヒューマンドラマを数々手掛けてきたマーク・フォースター監督がハリウッドでリメイク。脚本は『ネバーランド』と『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』でともにアカデミー賞®脚色賞にノミネートされたデヴィッド・マギー。

    監督/エグゼクティヴ・プロデューサー
    マーク・フォースター

    1969年11月30日、ドイツ生まれ。スイスで成長し、1990年に渡米後、ニューヨーク大学で映画を学ぶ。ハル・ベリーが主演しアカデミー賞主演女優賞を受賞した『チョコレート』(2001)や、ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレットが出演し、アカデミー賞®7部門、ゴールデングローブ賞5部門、英国アカデミー賞(BAFTA)11部門にノミネートされた『ネバーランド』(2004)などを手掛けた。ユアン・マクレガー主演の『プーと大人になった僕』(2018)も高く評価された。
    その他にも、感動的なドラマ『君のためなら千回でも』(2007)は、アカデミー賞®、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞にノミネートされた。ウィル・フェレル主演の想像力あふれるコメディ『主人公は僕だった』(2006)は2006年トロント国際映画祭で上映され、評論家や観客から絶賛を受け、フェレルはゴールデングローブ賞にノミネートされている。

    脚本
    デヴィッド・マギー

    1962年生まれ、アメリカ/ミシガン州フリント出身。
    映画、演劇、テレビなどのエンタテインメント業界で20年以上にわたり活躍するベテラン脚本家。2004年、マーク・フォースター監督、ジョニー・デップ主演の『ネバーランド』は、脚色賞を含むアカデミー賞7部門にノミネート。この脚本でマギーは、英国アカデミー賞やゴールデングローブ賞にもノミネートされ、数多くの批評家賞や称賛を受けた。
    2012年には、高い評価を得ているヤン・マーテルの小説「ライフ・オブ・パイ」を、アン・リー監督のために脚色。映画化された『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』は、脚色賞を含むアカデミー賞11部門にノミネートされ、マギーは2度目のアカデミー賞ノミネートとなったほか、英国アカデミー賞、WGA、USCなどの権威ある賞にもノミネートされた。同年、UCLAの年間最優秀脚本家賞も受賞している。

    プロデューサー
    リタ・ウィルソン

    1956年10月26日、アメリカ/カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。ギリシャ生まれのブルガリア人の父と、ギリシャ移民の母を持つ。女優、プロデューサー、シンガーソングライターとしてマルチな才能を発揮している。1970年代から女優として様々な作品に出演。トム・ハンクス主演のTVコメディ“Bosom Buddies” (1981)にゲスト出演、その後トム主演のコメディ映画『ピース・フォース』(1985)でも共演。1988年にトムと結婚し、二人の間にはチェットと本作でオットーの若い頃を演じたトルーマンという息子がいる。
    歌手としても活動し、『オットーという男』の挿入歌 “Til You’re Home”を、グラミー賞にノミネートされたコロンビア人の歌手セバスチャン・ヤトラとデュエットし、切ない思いを歌い上げている。この歌は、ハリウッドメディア音楽賞のベストソングにノミネートされた。